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子どもがスポーツでスランプに悩んだ時の声掛け

こんにちは
ベースボールスクールポルテ福島です

本日は子どものスポーツの中でよく耳にするスランプについて紹介させて頂きます。

『子どもがやりたいといったから』
『親がやっていて子どもにも習わせたかったから』
などスポーツを始めるきっかけは様々ですがせっかく始めたスポーツを笑顔で楽しんでほしいですよね!

しかし、スポーツと切り離せないのが、「スランプ」とよばれる一時的な成長の停滞です。

スランプが続くと、「練習してもうまくならない」などとネガティブな言葉を発するようになり、
「スポーツを辞めたい」
「練習に行きたくない」

などと言い出す子どもも少なくないようです。

子どもを取り巻く大人はこんなとき、どのように関わればよいのでしょうか。

スランプはだれでも訪れるもの。成長するために欠かせない

スポーツを始めると、最初は順調に上達していくことが多いですが、そもそもスポーツの能力は、必ず右肩上がりにぐんぐん伸びていくものではありません。

「レベルアップした」と思ったら停滞がはじまり、その時期は上達を感じにくい期間があります。
しかし、その後またレベルアップしていく、というパターンを繰り返すものです。

伸びが止まる状態のことを、一般的に「スランプ」とよんでいますが、
ほとんどは、「プラトー」(=一時的な停滞状態)のことだと言われています。

この期間は、新しい取り組みなど自分自身のスキルとして身につけるために必要な時間です。

いわば、「次の段階にジャンプするために、力をためている状態とイメージするとよいでしょう。

スポーツにおけるスランプの時期は、成長するために欠かせないものです。
だれにでも訪れることを知っておきましょう。

子どもがスポーツでスランプに悩んだときの、NG行動

①「もっと頑張りなさい」などと命令する
子どものやる気がダウンしていることを責め、
「もっと頑張りなさい」
「どうしてできないの?」
などと命令したり決めつけたりすると、子どもはますます自信をなくしてしまいます。

②他の子や兄弟、姉妹と比べる
『〇〇君は頑張っているのに』
『〇〇ちゃんはできてるのに』
などなど
大人が思う以上に子供は比較させることで挫折感や敗北感を感じてしまいます

否定することはとても簡単ですが、今できることに目を向け、得意なことを見つけ褒めてあげることで自信をもって取り組む様になります。

子どもの気持ちを受け止め、解決策を一緒に考える

子どもの可能性を広げるためや、心身ともに健やかに成長することを願い、始めたスポーツの習い事だと思います。

子どもがスランプで悩んでいるときは、まず、

⚫スランプは、だれもが通る道であること
⚫次のステップにレベルアップするための準備期間であること

を、教えてあげましょう。

そのうえで、「今、何につまづいていると思うのか」、「どんなときに楽しくて、どんなときにくやしい気持ちになるのか」など、
子どもの気持ちを引き出せるような言葉がけを意識しながら、じっくり話してみましょう。

子どもの意見が明らかに間違っていても否定せず、気持ちを受け止め、共感することが大切です。

スランプは、子どもの問題解決能力ややりぬく力、自立心を育む良い機会です。
『否定』でなく『肯定』することを意識しましょう!

成功や失敗を沢山経験しながら子どもたちは大人になっていきます。
チャレンジする心や困難に立ち向かうための『生き抜く力』を育んでいきたいですね。
親をはじめとする子どもを取り巻く大人たちが、適切なアプローチで、子どもの“ネガティブ”を“ポジティブ”に変換していきましょう。