グローブの手入れってどうやるの?
ベースボールスクールポルテ新潟です。
グローブを買ったはいいけどどう手入れすればいいの?
野球をやっている子を持つ保護者の方なら誰でも通る道です。
今回の記事では、グローブの磨き方を分かりやすく説明していきたいと思います!
また、グローブを磨くことで得られるメリットも最後に書いてありますので、最後まで見て頂けると幸いです!
①汚れを落とす
グローブの手入れで最も大切なことは「汚れを落とす」ことです。
タオルや乾いた雑巾、ブラシなどで、グローブに付着した砂、泥、小さな石などを取り除きます。
グローブの指の間や紐の部分も汚れやすいので、確認してしっかりと拭き取りましょう。
擦っただけでは落ちない頑固な汚れに対しては、ローションを使います。
布にローションを少しだけつけて、薄く伸ばすように塗ります。
汚れが浮き出てきたら、もう一度擦って汚れを落としましょう。
②ワックス(オイル)を塗布する
汚れを落とした後は、ワックスを布やスポンジに少量とり、全体に薄く塗ります。
ただし、必ずしも全体にまんべんなく塗る必要はありません。
触ってみてザラザラしているなと感じるところに丁寧に塗れば十分です。
捕球面はボールとの摩擦によって一番痛みやすく、かつ重要な部分なので、グローブを使ったら必ずワックスを塗りましょう。
③タオルなどで磨き上げる
ワックスを塗ったら一旦グローブを乾かします。
十分に乾いたことを確認してから、タオルや布でグローブ全体をから拭きします。
そうすることで余分な油分を取り除き、同時にグローブにもツヤが生まれます。
から拭きまで終えたら、後は風通しの良い場所に置いて乾かせば、グローブのお手入れは完了です。
~最後に~ グローブ(クラブ)を手入れするメリット
<手入れと聞くと、手間もかかるし手入れ道具の準備も必要なため、めんどくさいと感じる人もいるかもしれません。
しかし、グローブの手入れをすることは、ただ綺麗になるだけでなく、いろいろなメリットがあります。
グローブを大切に扱えるようになる
野球は道具を使って行うスポーツですので、まず「道具を大切にする」という気持ちが何より大事です。
日頃からグローブをまめに手入れしていると、道具への愛着も湧き、大切に扱うように。
大切に扱う気持ちが強くなると、その結果としてグローブも長持ちしますし、良い状態のグローブで練習することができるため上達にもつながります。
耐久性がよくなる グローブは革製品であるため、手入れをしないと革が傷んですぐに使えなくなってしまいます。
野球道具の中でもグローブの場合はダメージが強い過酷な環境で使われています。
ボールの衝撃を受けたり、手の汗が染み込んだり、雨の中で使えば濡れることも。
それを手入れもしないで放置すると、あっという間に傷んでしまい、当然、耐久性も悪くなり、壊れやすくなります。
けれどきちんと日頃から手入れをしていれば、10年以上も使うことができるのです。
根本的に野球が上達する
きちんと手入れがされていないグローブは、「型」が崩れてしまいます。
グローブはボールを取りやすいように設計されていますが、手入れをしないと型が崩れてしまい、ボールが上手に取れない原因になってしまいます。
新品のグローブは指が開いたような形をしていますが、手入れを怠っているグローブはぺちゃんこに潰れてしまいます。
そんな道具でいくら練習をしても上達は期待できません。
普段からしっかりと手入れをしていれば、型崩れを防ぐことができるため、野球の上達にもつながります。
出費を抑えられる
<手入れをおろそかにしているグローブは、耐久性が悪くなってしまうため、すぐに買い換えることになります。 少年野球で使用する入門用グローブは5,000円台から購入できますが、その後はポジションに合わせた性能の高いグローブを購入することが多くなるため、1万円を超えるものを選ぶのが一般的です。 決して安くはないグローブの購入回数が増えてしまうと、当然出費も大きくなってしまいます。 日頃から手入れをしていれば、1つのグローブを何年も使い続けることができるため、余計な出費をしなくて済むので安心です。
道具を大切にできる子に育てば、たくさんのことを感じて、たくさんの気遣いも出来るようになります。
是非、お子さんと一緒にまずは始めて見てください!
お父様の革靴と一緒に磨くのも良さそうですね!!!